最近のお葬式は多種多様で、亡くなった人の意志により、明るい葬儀にしてほしいとか、笑いの絶えないものにしてほしいなどのものから、家族だけで済ませてほしい、出来る限りお金をかけないでほしいといった要望まで様々です。こうした意志をくみ取り、実際に遺族が葬儀を執り行うのですが、何も知らない人からしたら、例えば明るい葬儀というのは大変異質で戸惑いを隠せませんし、長い付き合いなのに最後の別れにも立ち会えないとはどういうことかといった怒りも出てくることがあります。なので、もし何かしらの意志があり、お葬式において普通とは違うことをやりたい場合には家族だけでなく、親戚や関係の深い友人などに相談することをおすすめします。例えば、家族だけで葬儀を行う場合にも、亡くなる前からそうしたことを関係の深い友人に伝え、別の機会にお別れ会を設けるといったことを話しておけば、その友人はおそらく納得するでしょう。
もし納得しなかったとしても、直接やり取りをした上でのことなので、遺族が糾弾されるということはまずないでしょう。笑いの絶えない葬式等のものについては、事前に話を通しておかないと反発が必至なので、親戚と相談し、どうにかできないものかと話を入れるようにしましょう。猛反対に遭えば、計画を変えればいいだけのことです。こうした相談をするかしないかによって、亡くなった後のトラブルのレベルが変わってくるので、家族だけに限らず、親戚や友人などにも相談するようにしましょう。
