高齢化社会での葬儀について

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お墓東京葬儀・葬式

日本人の平均寿命はどんどん延びて、とうとう男も80歳を超えるようにななっています。これが現代の特徴の一つです。そして出生率がどんどん下がるので、社会の仕組みに大きな影響を与えているのも現代の特徴です。さらに、経済が思うように発展しないので、それに伴いビジネスパーソンの給料も伸びず、結局働き盛りの40歳代もその前の30歳代も十分な収入が得られないため、何らかの形で親のすねをかじるようになっています。

だから、細くなっている年金ですが、それでも子供や孫のために、少しでも援助してやろうという、高齢者が多くなっているのです。こうしたことからすると、高齢者は自分の葬儀に関しても、ある程度の準備が必要になってきています。具体的には、自分の葬儀を配偶者や子供にすべて委ねるのも一つですが、それよりも生前に自分の気持ちや意思を関係者に示しておくことです。あからさまにすることにためらいがあるのであれば、遺言という形でも、そんなに形式ばらなくてもメモでもいいから、内輪でやってくれとか、家族葬でつつましくやってくれとか、意志表示をすることを考えておくことです。

そうすれば、残された遺族が、お金のことや体裁などをそれほど気にしないで、慎ましやかであっても、故人の遺言なのでという伝家の宝刀で対応できるというわけです。葬儀となると、特に縁戚関係でいろいろうるさい人やこだわりのある人が出てくるものですが、故人の意思というものが絶対的な力を発揮することによって、葬儀を営む身内をサポートしてくれるからです。

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